天然素材のジュート(麻)について
ジュートの種まきから刈り取りまで

バングラデシュの名産であるジュート(和名 黄麻)は、8月の頃に収穫の時期を迎えます。
2月〜5月頃に種をまき、6月から9月頃に刈入れをします。
一年草で、亜熱帯の太陽エネルギーをたくさん吸収して、いっきに大きくなります。
ジュートは普通の植物に比べ二酸化炭素を5〜6倍も吸収する地球環境にとてもやさしく優れた植物です。

刈り取りの後は、12〜25日間水中に侵漬し茎の皮を分離します。
(水に浸して発酵させて一枚ずつ皮を剥ぎます。)
この皮をよ〜く水洗いしてから、また、干してジュートの繊維をつくります。
収穫時期によっても繊維の質が変わったりします。
ジュートの特徴
- 焼却処分しても有害な物質がでません。
- 粉砕して肥料にすることもできます。
- 土中に埋めた場合発酵し、バクテリアによって完全に分解されます。
- 一年草で資源は無尽蔵です。
- 光合成旺盛な植物で二酸化炭素吸収力が普通の木より5〜6倍あり地球温暖化を抑制してくれるエコなすぐれものです。




ジュートの染料は天然素材のザクロや木の樹脂、石を砕いたものから作られます。
自然の中に無い色は化学薬品を使用しますが、人体に影響のないと言われるアゾフリーのものを使用しています。
生産者 バングラデシュ・ルードプールの職人

バングラデシュの生産者にとってジュートは自然の恵みです。この材料を使って昔ながらの製法でジュート製品を手作りして生活の糧にしています。
ジュートのハンドクラフトづくりの村のひとつ。
バングラデシュ北部の村ルードプール。
この村では、昔ながらの手法で、素朴でざっくり風合いのある手織りのジュート生地を織ります。

機械で織ったジュートは、たくさんありますが 手織りのジュートの生地は手間暇と技術が必要なためたくさんとは市場に出ない、この土地ならではのハンドクラフト生地です。
Ajeeのジュートバッグについて知っていただいこと

ジュートは天然素材のため、自然の匂いが残っている場合がございます。
特に配送直後は密封されているため、通常より匂いがある場合が多いです。
お使い頂いているうちに薄れて参ります。
天然素材を使用したハンドメイド製品のため、一つずつ、形や色が微妙に違う場合がございます。
あらかじめご了解ください。
天然染料を使用しているため、ご使用されるうちに色が薄れる等の風合いが出て参ります。あらかじめご了解ください。
天然染料については、こちらから参照できます。
