伝統工芸の手織りラグのSat・Ranji(サット・ランジィ)の物語

バングラデシュ伝統のラグマットSat.Ranjiの意味

Sat・Ranji

バングラデシュ伝統手織りラグマット

現地の人が一生に一枚、嫁に行くときに持つという。
それくらい大切で現地の人にとっては憧れのもの。
Sat.Ranjiの意味は「ななつのいろ」
「ななつのいろ」には深い意味がある。
愛・慈しみ・悲しみ・楽しみ・憂い・喜び・・・それらを胸にしまい、バングラデシュの村の女性は 陽気にたくましく生きていく。
ほとんど同じデザインがない(作らない?)のは 職人さんの頭の中にデザインがあるから。
 

 

絵画を意味するラグマット

バングラデシュ伝統の紋様【チットロ】はベンガル語で 絵画を意味し、
人生の喜怒哀楽すべてを一枚の絵に例えて幸福を願う紋様として伝わっています。

そのときの気持ちも一緒に織るので 同じものにならないのです。
そのデザインにはひとつひとつ 幸せを祈る意味があるのだそうです。

手織りラグの生産地ロングプール村のラグのお話です。

もう何百年と前からある地方で受け継がれてきたバングラデシュの伝統のラグ。
どこでも製作されているものではありません。

バングラデシュのごく一部の村村に受け継がれています。
その歴史についてはムガール帝国時代よりとの書簡もあるそうです。

 

ラグマットの村にお邪魔している店長小沢

バングラデシュ・カーペットの村ロングプールにて、
勉強会の途中休憩に、説明することを考え中の店長小沢

実際、その紋様は織り手の頭と心の中にあるため、親から子へと言葉から言葉へ手から手へ受け継がれてきました。

Ajeeのラグを製作している村ではその紋様の由来がわかっているものとわかっていないものがあります。
ですから、伝統の紋様のラグに固有の名前があるもの、ないものがあるのはそのためです。

 

ラグを織る村の職人

それにしても、すごく複雑な紋様を、図面も無しに織る職人さんなのですが、 Ajeeのデザイナーさんが製作するシンプルなデザインには、かなり製作するのに苦労するようです。

わたしからすると、あの複雑な紋様が織れるのに・・とはじめは不思議でした。
でもそれだけ、身に沁みついているということなのですね
 

伝統ラグマット「幸福を願う」デザインの意味

「幸福を願う」デザインのラグマット

バングラデシュ伝統手織りラグマット
 

このラグマットのモチーフは「鳥」、 良い出会いや親子・恋人同士の愛情を表し、 明るい未来を思うデザイン。

バングラデシュ北部のロングプール近くの名も無い村。
そこで代々受け継がれてきた伝統のラグマット。 ひとつひとつのデザインには幸福を願う意味があると言う。

でもその「意味」を何度聞いてもはっきりした答えが村の生産者さんから得られず諦めかけていました。

やっとやっと少しだけデザインの意味を送ってきて下さいました!
(なかなか意味が伝承されておらずとても時間が掛かったようです。)
 

 

伝承されるラグマット

伝承されるラグマット